ursus.xiチリ、アコンカグア・ヴァレーの内陸部に位置する自社畑「MAX」のブドウを使用したカルメネール。過去50年で最も乾燥した冬を記録した2020年ヴィンテージをレビュー。
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基本情報
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| 生産者 | Vina Errazuriz ヴィーニャ・エラスリス |
| 産地 | チリ>アコンカグア・ヴァレー |
| ブドウ品種 | カルメネール 100% |
| アルコール度数 | 13.5% |
| タイプ/テイスト | 赤/辛口 |
| 参考価格 | 2,500円 |
| 備考 | ph 3.53、残糖 1.93g/L |
テイスティング
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外観
縁がややオレンジがかったレッド。成熟の進んだ色調を呈しており、液面からはエキス分の濃縮度がうかがえる。
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香り
カシスやブラックベリーといった黒系果実の凝縮したアロマに、バラの華やかさが重なる。12ヶ月のフレンチオーク熟成(新樽25%)を経て、樽由来のヴァニラ香がバランス良く溶け込んでいる。
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味わい
アタックにはしっかりとした酸とタンニンが感じられるが、非常にスムーズである。アルコール度数は13.5%、残糖1.93g/Lと、テクニカルデータ上もドライで引き締まった構造を持つ。強固な骨格がありながらも、全体としてエレガントな印象を与える。
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総評
非常に乾燥し、春の気温が高かった2020年という厳しい気候条件を、適切な灌漑と収穫時期のコントロールによって克服している。凝縮度が高く、バランスが非常に優れている。アコンカグア・ヴァレーの粘土質ローム土壌が育む、カルメネールのポテンシャルを存分に表現した1本。





