ursus.xiスパークリングは特別な日のもの――そう思っていませんか?
バルディビエソは、日常にそっと華やぎを添えてくれる一本です。
アルベルト・バルディビエソ氏が1879年に設立したチリのワイナリー。
設立当初の名称 は「Champagne Alberto Valdivieso S.A」。
このことから、スパークリングワインに特化したワイナリーとして設立したことが伺える。
基本情報
| 生産者 | VALDIVIESO バルディビエソ |
| 産地 | チリ>ビオビオ、カサブランカ |
| ヴィンテージ | なし |
| ブドウ品種 | シャルドネ 60%、ピノ・ノワール 40% |
| アルコール度数 | 12.0% |
| タイプ/テイスト | スパークリングワイン/辛口 |
| 参考価格 | 1,500円前後 |
| 備考 | 瓶内二次発酵方式、残糖 8g/L |
南アメリカで最初にスパークリングワインを生産した家族経営のワイナリー。
現在も家族経営を続けており、チリで最初にシャルドネを導入したワイナリーとしても知られている。
今回紹介するスパークリングワインは、ビオビオ・ヴァレーとカサブランカ・ヴァレーのぶどうを使用。
ビオビオ・ヴァレー
チリ南部に位置し、冷涼な気候を持つ。
フランス・ボルドーのメドック地方に似た条件で、フレッシュで果実味豊かなアロマと、溌剌とした酸味・ミネラルが特徴。
カサブランカ・ヴァレー
チリ中部に位置し、南極から北上するフンボルト海流の影響で冷涼な気候となる。
昼夜の寒暖差が大きく、果実の熟度と酸のバランスに優れる。
テイスティング
1. 外観と香り
淡いグレーがかった黄金色の輝き。気品ある色調で、泡はきめ細かく生き生きと立ち昇る。
青りんごやグレープフルーツを思わせるフレッシュな柑橘系のアロマが特徴的で、清涼感あふれる香り。
2. 味わい
スペックシートでは残糖度8g/L。ほのかな甘みを感じつつも、全体はシャープでキレのある辛口。
ドライ感が心地よい。
3. 総評
瓶内二次発酵ならではの、力強くも繊細な泡立ちが印象的。
日常使いにも適した親しみやすさがあり、常備しておきたい一本。




